月に願いを~月の満ち欠けに合わせて恋愛運などに効果的なお願いごとをしよう~

十六夜衣舞先生コラム(2020年9月)

十六夜 衣舞先生(イラスト)
十六夜 衣舞先生

ごきげんよう、衣舞です。

暑さもだいぶ落ちつき、秋らしい雰囲気になってきましたね。
まもなく中秋の名月を迎えますが、今回は月の満ち欠けをうまく使って、願いごとを叶えやすくする方法についてご紹介していきます。

月のサイクルについて

特に重要とされているのが新月と満月ですが、新月から月が満ちて満月を迎えた後は、月が細くなり新月をまた迎えていきます。
「月が満ちていく期間」と「月が細くなっていく期間」で、実は願いごとの内容を変えるのがよいとされています。
簡単に申し上げますと「月が満ちていく期間」には恋愛成就などのプラス系のお願いごとを、「月が細くなっていく期間」には縁切りなどマイナス系のお願いごとをすると叶いやすいそうです。

そもそもなぜ月の満ち欠けがこんなにも影響を与えるのか

このように特定の日や期間にさまざまな効果をもたらすとされる月の満ち欠けですが、なぜここまで影響を与えるのでしょう。
一説によると月の引力が大きく働くから、とのことです。
潮の満ち引きが影響するように、人間のカラダにも多くの水分が含まれているため、同様に影響があるのだという考え方ですね。
確かに満月の夜はよく事件が起こったりしたものです。
同業者からの情報では「満月の夜には変わったお客さんが多い」、うーん、これも何となく笑ってしまいますが占い業界あるあるかもしれません。

スタート・サムシングは新月に

マイケル・ジャクソンさんの歌ではありませんが、何か新しいことを始めたいならまずは新月の日です。
ご自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、明確に決め宣言をいたしましょう。
あくまで主語は「自分」です。
「これからどうなっていくのか」ではなく「こういう未来にしたい」というスタンスで考えていきましょう。
願望を紙に書きだしながら整理し、より具体的なお願いにまとめるようにしてください。

恋愛のお願いごとにベストな日は

恋愛のお願いごとに効果的なのはズバリ三日月の日です。
理由は諸説あるようですが、当方が小学生くらいの頃は「月の女神ダイアナの加護を受けられるから」というのがスタンダードな理由であったようです。
銀の弓を持つ処女神の姿から純潔の象徴としてみられていたことが由来なのでしょう。
一途な片想い、真剣な恋愛には力を貸してくれそうですね。

なかなか行動を起こせない方には

いわゆる上弦の月(ファースト・クオーター)の日がおすすめです。
この日を狙ってなかなかふだんできないことを行動にしてみませんか。
不安が多く、どうしても踏ん切りがつかない、腰が重いという方は「今日は特別な日(=がんばればやれる日)なんだよね」という意識をするだけでも違ってきます。
上弦の月の日はまためぐってきますので、まずはウォーミング・アップをするぐらいの気持ちでいればOK。
行動を起こすならこの日、とぜひ覚えておいてください。

目的意識に肉づけをするのに最適なのは

満月に近くふっくらした形になる十三夜の日。
この日は目的に近づくために、より深い勉強をしたり、必要な技能を身につけたり、目的意識の肉づけをしていくのによいとされています。
なるべく目的と関係のないことはこの日は避け、目的意識に集中するのがよいとされているようです。
意識が散漫になりがちな方は特に気をつけましょう。

金運アップに最適? 満月の日

以前テレビでもさんざん紹介されていましたが、満月の夜に財布をフリフリしてお礼を言うと金運があがるそうです。
実は我が家では両親は満月派ですが、当方だけ新月派なので(笑) 両親はカレンダーに月齢を記録して満月の夜に懸命になって財布をふりまくっております。
金運だけでなくても、本来新月に出したお願いごとが成就する、実を結ぶのが満月と言われていますので、まずはお礼を言うようにしましょう。
結果がイマイチだった方は、計画を見直したりこれまでを振り返って方針の転換をするなどして今後に役立てることをおすすめします。

悪循環を断ち切りたいなら満月から次の新月の間

一方で禁煙や禁酒、離婚の調停や縁切りなど「何かをやめたい」「断ち切りたい」という場合は、月が細くなっていく期間を利用します。
「細くなっていく」という意味あいからダイエットのスタートにもこの時期は効果的です。
月が細くなっていくように、だんだんとフェードアウトしていく、という効果を狙ったものといえます。

不安になりがち、葛藤もしやすいのは

下弦の月(サード・クオーター)の日です。
満月から約1週間後になりますね。
このあたりになりますと、葛藤が起こりやすく自信も失いがちになります。
不安でいっぱいになり、立ち止まってしまうかもれません。
ですがそうなっても「ああそうか、この日はそういうことが起こりやすいんだっけ」と思い出していただき、無難に過ごしていただいたり、できる方はやる気を奮い起こしていただいたりしてもよろしいと思います。

大昔のちょっと変わったおまじない

当方が小学生の時にきいた、ちょっと変わったおまじないをご紹介します。
まずご自身の体型を模した人形(ひとがた)か写真を用意します。
次にこうなりたい体型の人形または写真を用意します。
用意できない場合は、最初の人形または写真に「こうなりたい体型」のラインを書き込みします。
2種類ご用意できている方は、2つを重ねておきます。(どちらでもやりやすいパターンでかまいません)

満月から次の新月の間までに、こうなりたい体型の写真またはラインに合わせて少しずつはさみを入れていきます。
新月の日に全部切り抜けることを前提にしたペースで、毎日少しずつ行っていきます。
すると月が欠けていくように、だんだんそのなりたい体型に近づいていけるのだそうですよ。
ダイエットでお悩みの方は、食事療法などと合わせてお試しください。

時期を意識することで目的意識も高まる

都会では月の見えにくい夜もありますが、最近はカレンダーや手帳に月齢ものっていますし、新聞にも掲載されるため、月齢を意識しながら毎日の生活をより豊かなものにしていきましょう。
ご自身なりの月の満ち欠けとの因果関係を見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。
最近は忘れがちになっている、空を見上げる余裕。
これを機に、ふとした時に月を意識してみてください。

今回のコラムを執筆した占い師

十六夜 衣舞 (いざよい いぶ) 先生

鑑定料 1分/210円
鑑定歴 11年以上
得意な占術 ルノルマンカード / ダウジング / タロットカード / ルーン / オラクルカード / ジオマンシー / リソマンシー / ビブリオマンシー / アストロダイス / パワーストーン / 宿曜占星術
得意な相談内容 恋愛全般 / 相性 / 片思い / 復縁 / 復活愛 / 複雑愛 / 出会い / 相手の浮気 / 結婚 / 不倫 / W不倫 / 離婚 / 仕事全般 / 就職 / 転職・独立 / 職場の人間関係 / 人生