
こんにちは!占い師ケイです。
占い好きの方がよく陥りがちな問題に、ひとつのテーマを複数の占い師に同時鑑定依頼することがあります。
これを常時やってしまうと、占いジプシーに移行しやすいので気をつけてくださいね。
そうはいっても辛いときほど、望む答えを求めやすいもの。
得てしてそれが複数の同時鑑定に繋がっていきやすいのは否めません。
そこで今回は、どうして先生により鑑定結果が違うことがあるのか、そこについてお答えしていきたいと思います。
受け取る場所によりみえ方が異なる
霊視も占術もどこに焦点を当てるかでみえてくる状況が変わります。
鑑定結果はプロが占う以上は正しいのですが、とらえる断片が違うことで解釈が異なることがあります。
占いで導き出される回答は層のように1つではないので、先生により取り出す部分が異なるとお伝えする結果も変わってきます。
ですからどれもある意味正解なのですが、あまりよい状況でないときは望まない結果を受け入れることが難しい場合も。
先生によって鑑定で何を大切にしているかが違うため、同じ回答なのに結論が変わることがあります。
そういう仕組みを知らないと、まったく別の結論のように感じてしまうのですが、実は言いたいことは同じだったりするのです。
ここは占い師側もできるだけ誤解を与えないように注意したいところではあります。
占い師のラベリングで伝え方が変わる
私達占い師は意識しているかどうかに関わらず鑑定するときにラベリングをしています。
アゲ鑑定、サゲ鑑定、中庸で鑑定するなど。
これらはみんなラベリングです。
例えば、同じ結果でも「マザーテレサ風」と「細木数子風」では伝え方が異なってきます。
私は打たれ弱いから、サゲ鑑定は絶対受け付けない。そんな方もいるでしょう。
そこは相性的な問題になってくるかもしれませんね。
どのスタンスの鑑定が自分にしっくりくるのか、そういう視点で考えてみるものいいですね。
占い師も相談者様も人間なので相性はどうしてもあると思います。
鑑定結果より途中経過に注目しよう
同じテーマで鑑定結果が異なるときは途中経過をしっかりと確認しましょう。
どういう事情がありそういう流れになっていったのか、そこに着目すると共通点がみえてきたりするものです。
鑑定で大切なことは結果ではなくて途中経過と対応策、どうしてそういう結果になるのか。
その原因を知ることで同じ繰り返しをしなくなっていきます。
それと鑑定結果が全てではないので、そこに一喜一憂せずに、問題の原因とそうなってしまう自分の癖を明確にすることが大切です。
未来は決まっていません。だからこそ占いをする価値があるのです。
そうはいってもある程度限定されてくる問題もあります。その見極めをするために占いは有益なツールとなるのです。
ボタンの掛け違いを直す。占いにはそんな効果があります。
上手な使い方は手を広げないこと
気の向くまま感情が落ち着くまで、いろいろな先生を渡り歩いてしまうと、ご自分も本質がわからなくなっていきます。
悩みを解決する目的が迷いを増やすことにすり替わってしまいますからお勧めできません。まずはよほどのことがない限りは、ご縁を紡いだ先生とのセッションを大切にしてみてください。そこには何かしらの気づきがあるはず。
何かをつかんでから次の先生というスタンスのほうが会得できることが多いでしょう。狭く手堅くが、賢い利用の仕方といえます。そのほうがコスパもいいですしね。
手を広げることで選択肢が広がればいいのですが、それができるのは普段の状態という前提がつきます。
占いはセカンドオピニオンに留めたほうがいい
病気で手術をしなくてはならないときなどは、納得するまで別の病院を受診することがあります。
これはできるだけリスクを減らす方法を模索するという目的があるから意義があるといえるのです。
占いの場合は、同時鑑定するならセカンドオピニオンに留めておいたほうがいいでしょう。
それ以上はあまり良い結果に繋がりません。
迷いが生じると悩みが深くなります。
そうなると負の連鎖を生むような循環が構築されやすいので注意しなくてはいけません。
あくまでも鑑定結果は選択肢の1つとしてとらえることも大切です。
今回の連載コラムを執筆した占い師
ケイ先生
鑑定料 | 1分/240円 |
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鑑定歴 | 3年以上 |
得意な占術 | 算命学 / タロットカード |
得意な相談内容 | 恋愛全般 / 相性 / 片思い / 復縁 / 復活愛 / 略奪愛 / 複雑愛 / 同性愛 / 出会い / 相手の浮気 / 不倫 / W不倫 / 離婚 / 仕事全般 / 就職 / 転職・独立 / 職場の人間関係 / 全体運 / 宿命 / 人生 |
